#61 「成功する子は食べ物が9割」を読んで〜最大の投資は「食事=栄養」〜

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皆さん、こんばんは。イチカラセイジです。

 

このブログは1985年生まれで、奥様と息子の3人家庭を持つイチカラセイジが、イチカラ家の日常を通じて得た同世代に役立つ情報をつづっているブログです。

「子どものこと、お金のこと、家のこと、政治のこと」を中心に毎日発信をしています。 

 

さて本日は、「#61 「成功する子は食べ物が9割」を読んで〜最大の投資は「食事=栄養」〜」についてお伝えしていきます。

 

一昨日火曜日に続いて、おすすめ書籍シリーズとなります。

先日ご紹介した、「ユダヤ人大富豪の教え」とはまた違った観点の一冊です。

 

とはいえ、人生における投資を重んじるワタクシ、この一冊を読んで食事の大切さを改めて認識させていただきました。 

この本を読んで感じたのが、タイトルにもつけさせて頂きましたとおり、「最大の投資は食事」であるということです。

 

どんな人が書いているの?

管理栄養士・宇野薫氏、細川モモ氏監修。

宇野薫氏は、女子栄養大学卒。管理栄養士として予防医療に携わる。

現在は女子栄養大学大学院にて母子健康の研究を行う傍ら、「ラブテリトーキョー&ニューヨーク」での妊婦栄養研究や、妊娠・母子健康データをもとに栄養カウンセリング教育活動を行っている。

保育士養成課程での「子どもの食と栄養」を担当。二児の母。

 

細川モモ氏は、両親のがん闘病を機に予防医療を志し、渡米後に最先端の栄養学に出会う。

栄養アドバイザーの資格を取得した後、2009年に医師・博士・管理栄養士など13種の専門家が所属する「ラブテリトーキョー&ニューヨーク」を発足。

母子健康向上を目的とし、食と母子の健康に関する共同研究を複数手がける。一児の母。

 

「どんなことが書かれている一冊なのか」

20年後に後悔しない栄養の話が、全ページフルカラー・ポップなデザイン・イラスト・具体的なレシピ・短くシンプルにまとめられた文章などで、誰でも楽しく読むことができるようまとめられている一冊です。

 

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本著は以下の目次で構成されています。

 

1.脳神経は6歳までに9割が完成する。

2.脳と体を作る5大キーワード

3.明日の金額は必須アミノ酸で決まる。

4.骨を強くできるのは思春期まで

5.魚だけが全ての人なのにDHAを供給できる

6.血液を作る鉄は元気のファイナルアンサー

7.腸内細菌の免疫力を侮るな

8.ビタミンミネラルを不足させない

9.栄養素はチームプレイ、お母さんはコーチ

10.栄養素の過剰も、欠乏もイエローカード

11.お菓子はおやつじゃない!おやつはエンプティーカロリー

12.元気に走り回っていても「生活習慣病予備軍」

13.血糖値が高いと妊娠力を低下させる

14.糖質は悪者ではない!糖質オフは危険!

15.体にとって「良い油」と「悪い油」を見極める

16.健康になりたければ「和食」を食べなさい

17.ラーメンいっぱいで塩分は1日分以上

18.地味にすごい食材で栄養をON&ON

19.痩せ願望ダイエットは危険

20.だるい、イライラの原因は「自律神経」だった

21.朝ご飯抜きは脳にダメージを与える

22.早食いの子は噛む力が育たない

23.美味しく食べると「味覚」が育つ

24.笑いながら食べると「吸収率」が上がる

25.週末の親子クッキングが「料理上手」への王道

 

私がこの本の良かったところと感じたのが、以下の通りです。

 

  1. フルカラーかつわかりやすい表現で、重要なところにラインが聴かれており誰でも読みやすいつくりとなっている
  2. 途中途中で実践的で魅力的なレシピが掲載されている
  3. 子どもの年齢(成長)に合わせて、必要な情報が分かれているので、何度でも読み返したくなる

 

Amazonランキング1位になっていたので思わず購入をしてしまいましたが、私自身はほぼほぼ料理をしません。

これまでも食事に関する本は何冊か読んできましたが、私が興味を抱く目次部分と、妻目線では全く別の観点で注目するページが沢山ある一冊だと思います。

 

夫婦でこの本を読むと、”共通認識”を持った上で食事の大切さを認識することが出来るのではないかなと感じています。

 

ざっと、1時間〜2時間あれば読める内容だと思いますので、食事を作るのが奥様だとしたとしても、この本で一緒に学ぶ価値はあります。

 

「イチカラセイジが得られた学びとは」

現在3歳の息子を育てている我が家にとって、新たな学びや気づきを与えてくれた部分について、以下にまとめたいと思います。

 

これまでにもいくつかの食事に関する書籍を読んできましたが、具体的に調理イメージまで含めてレシピになっていたり、子どもの成長に寄り添い、その時々の課題や不安に対して栄養素の観点からアプローチしてくれている一冊です。

 

  • 0歳〜6歳が脳を育てるビックチャンスであり、この時期に毎日の食事から脳をつくるということを意識する
  • 脳の神経伝達を円滑にするDHAは人間の体内で作り出すことができない。DHAが豊富に含まれているのは「魚」(ツナ缶、サバ缶もあり)
  • 「疲れやすい」「集中力がない」「よく泣く」「落ち着きがない」といった事象は鉄不足がその可能性にある
  • 朝ごはんは炭水化物+ビタミンB(肉、魚、卵、緑黄色野菜など)、タンパク質は必ず食べる。卵やツナ缶、ヨーグルト、チーズなどでもOK
  • お菓子をあげるといは、ビタミン・ミネラルがとれる麦茶やルイボスティーなどと組み合わせる。甘い飲み物は、ビタミン・ミネラル・食物繊維をたっぷり含む「豆乳ココア」
  • トランス脂肪酸は極力避ける。オメガ3脂肪酸を積極的に接種するようにする。加熱するなら「オリーブ油」、非加熱なら「えごま油、亜麻仁油」
  • 地味にスゴイ食材が、「乾物」「缶詰」。必須アミノ酸や、DHAなどの必須脂肪酸、鉄、カルシウムなどのミネラルを含む優秀食材
  • 笑いながら食べると、「吸収率」が上がり、効率よく栄養が取れる。脳内にセロトニンが分泌され、消化酵素の働きを良くする

 

書籍の中で、「突き刺さった部分として、勉強も運動も、「できる子」「いい子」になるように期待されて、昔よりもずっと忙しく、時間にしばられた生活をしている、現代の子ども達。

一方で、活動量も心理的なストレスも多いのに、それに見合う食事をしているのでしょうか❓」

 

また、

「忙しくても、せめて週末だけでも家族揃って食べる、友だちとホームパーティーをするなど、親子ともに楽しい食事の時間をつくる」

 

という問いかけには、思わず「ハッ」とさせられました。

ほんとうにそうだなぁ〜と。

 

 

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さて、いかがだったでしょうか❓

今回は、「#61 「成功する子は食べ物が9割」を読んで〜最大の投資は「食事=栄養」〜」というテーマで、書評をつづらせて頂きました。

 

うちの妻の(長期間??)積読にも登録されましたw

 

今後もこのブログを読んでくださっている方々にとって、少しでも有益な情報を発信していきたいと思います‼️

また明日も読んでいただければ幸いです。

 

それではまた。

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