#62 神奈川県知事のワクチン接種は非難されるべきではない!!

一から政治

皆さん、こんばんは。イチカラセイジです。

 

このブログは1985年生まれで、奥様と息子の3人家庭を持つイチカラセイジが、イチカラ家の日常を通じて得た同世代に役立つ情報をつづっているブログです。

「子どものこと、お金のこと、家のこと、政治のこと」を中心に毎日発信をしています。

 

本ブログでは毎週水曜土曜日曜には、政治初心者向けに興味関心が持てるような記事を発信していきます。 

 

さて本日は、「#62 神奈川県知事のワクチン接種は非難されるべきではない!!」というテーマでつづってまいります。

 

これまでシリーズ化して「政治思想に関する歴史」を取り上げていましたが、今回は少しだけ休憩。

どうしても記事にして発信したい内容がありましたので、時事ネタとなりますがお届けしたいと思います。

 

毎日新聞の記事で、「神奈川県知事 東京の大規模会場でワクチン接種 SNSで批判も」という見出しで、批判の声がSNSで相次いでいるという内容の記事が掲載されていました。

 

 黒岩祐治神奈川県知事が東京都千代田区の大規模接種会場で新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたことが波紋を呼んでいる。県内で接種しなかったことや、まだ接種が済んでいない高齢者がいることについてSNS(ネット交流サービス)に批判的な書き込みが相次いだ。

【世界の5つの変異株】感染力、ワクチンの有効性は

 黒岩氏は9日夜、国が設置した大規模接種会場でワクチン接種を受けた。接種後、自身のツイッターに「普通の注射よりも痛みはなく、今のところ副反応も全くありません」などと投稿した。国の会議に出席した後に立ち寄ったと説明した。

 黒岩氏は当初、かかりつけの医療機関で個別接種を受ける予定だったが、そこでは接種を受けられるまで時間がかかると判明したことや、県庁内で感染者が増え始めていたことから別の会場でより早く接種を受けることにしたという。横浜市が新港ふ頭の複合施設「横浜ハンマーヘッド」で実施している大規模接種も検討したが、6月中旬以降の接種になるため、都内の大規模接種会場で県民が対象の枠を予約したという。

 内閣官房によると、9日時点で2回目の接種が済んだ県民の割合は0・6%で、都道府県で最も低い。黒岩氏の投稿に対して「県内で視察を含めて打つべき」「県民の接種体制をしっかりしてから接種して」「高齢の親は予約できないのに」といった書き込みが相次いだ。一方で「どこで接種してもいいと思う」「経験をぜひ県で生かしてほしい」と理解を示すコメントもあった。【中村紬葵】

6月11日(金)5:45配信 毎日新聞「神奈川県知事 東京の大規模会場でワクチン接種 SNSで批判も」より引用

 

ここから記載するのは、あくまで個人的な意見ですが、私は「知事は積極的にワクチン接種をしていくべき」だと考えています。

そもそも、黒岩知事は県内在住で年齢的にも前期高齢者にあたり、優先接種の対象に入っていますので、批判する方は正直メディアに踊らされている人間としか言いようがありません。

 

加えて申し上げると、年齢要件に当てはまっていなくても、首長は積極的にワクチンを摂取すべきです。

 

以下、その理由を記載させて頂きます。

 

  1. 首長は、自治体運営において行政側に立って政治的判断を下せる権限を持つため
  2. 東京オリパラが控える中、各国キャンプ等、受け入れ側の長が接種していないのは国際的な批判を受けかねないため
  3. 大手町含め大規模接種会場の予約枠はかなりの余裕があり、国県市としても積極的に予約を促している状況であるため

 

1.首長は、政治的判断を下せる権限を持つ

地方自治体は、二元代表制を用いています。

その為、国民は首長と議会議員をそれぞれ選挙で選ぶことができます。

首長は行政の長として、日々の行政運営にあたり、「政治的判断」を行うのが大きな役割です。

 

「政治的判断」が行えるのは、本来国民から選挙で選ばれた人間しかできないことであり、大勢いる公務員は法令に基づき執行するのみなのです。

世の中は様々なことに対して、対立軸が発生します。光があれば影もあります、「政治的判断」が行える首長というのは替えが効かない「人間」なのです。

 

2.国際的な常識は真逆

2020年12月22日バイデン次期米大統領がワクチン接種 テレビ中継で安全性アピール

アメリカのジョー・バイデン次期大統領は21日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種し、国民に向けて「接種は安全だ」とアピールした。
バイデン氏は地元デラウェア州ニューアークの病院で1回目のワクチン接種を受け、その様子はテレビ中継された。
バイデン氏は、「ワクチン接種が可能になった時に皆が準備できていることが大事だと、行動で示している」、「心配することは何もない」と話した。

 

2021年3月20日ジョンソン英首相がアストラゼネカ製ワクチンを接種

ジョンソン首相は記者団に対し、「(ワクチンを打ったときには)何も感じなかった。とても早くてとても良い。ぜひおすすめしたい」と語った。

「ワクチン接種のお知らせを受け取った皆さん、ぜひワクチンを受けてください。あなたや家族、あらゆる人のためになることです」

 

アメリカ、イギリスだけではありません。

通常、トップが率先して接種を行い、広く国民に対してその安全性をアピールしていくものなのではないでしょうか。

 

3.大規模接種会場であれば予約が取れる

2021年6月12日 11時29分のNHKニュースでは、「大規模接種センター 予約枠に多くの空き 公務員への接種を準備」という内容が取り上げられていました。

黒岩知事が接種したのは、大規模接種会場。

 

一体何の問題があるのでしょうか❓

大規模接種会場はその他の個別や集団と比較して、公共交通機関を乗り継いでいかないと到達できないかもしれません。

それでも、接種予約が行える環境があるわけですし、現に予約が進まず空いているわけです。

 

県内で接種しなかったことや、まだ接種が済んでいない高齢者がいることについての批判は、この点においても当たらないと考えます。

 

今回は、「#62 神奈川県知事のワクチン接種は非難されるべきではない!!」というテーマでつづらせて頂きました。

あくまで私の個人的な政治に対する意見ですが、批判する方々の書き込みを多く見る中で、「何か違う・・・」違和感を感じていましたので、発信を致しました。

 

明日は、これまでつづってきた「政治思想」に関するテーマを引き続き、お送りさせていただく予定ですので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

それではまた明日。

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