#17 スマホに使われてしまっていませんか? 「スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル」

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こんばんは、イチカラセイジです。

今回は、堀江貴文氏著「スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル」について皆様にお伝えしていきたいと思います。

 

はじめに結論からお伝えすると、

 

「スマホに使われる人間ではなく、使い倒す人間になれ!」

「スマホを楽しむのではなく、スマホから生みだす遊びを楽しめ!」

 

というメッセージが込められた一冊であると読了後、強烈に感じました。

 

そして、本書を読むことで、その「使い倒す」為の考え方を知ることができます。

 

堀江市はスマホを使い倒し、1日で数十人分のサラリーマン分働き、遊んでいます。それだけの生産性をスマホを相棒として使い、実現しているのです。

 

私も含め、一般市民はまだまだ「スマートフォン」を「スマート」に使えている状態にはありません。

 

その魅力的なアプリの数々やコンテンツに翻弄され、それこそテレビを受動的に見るように、「使われてしまっている=時間を浪費」してしまっているかと思います。

 

堀江氏は一体どのようにスマホを使いこなしているのでしょうか。

 

それでは早速見ていきたいと思います。

Photo by Przemyslaw Marczynski on Unsplash

 

「どんな人が書いているのか?」

1972年福岡市八女町生まれ。実業家。株式会社ライブドア元代表取締役CEO。SNS media&consultingファウンダーおよびロケット開発事業を手掛けるインターステラテクノロジズのファウンダー。

 

現在は宇宙開発事業のほか、執筆活動、オンラインサロン運営、有料メルマガの発行、YouTubeでの動画配信、高級和牛飲食店経営、Jリーグアドバイサーなど、幅広く活動。

 

著書に「ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく」(ダイヤモンド)
「多動力」(幻冬舎)
「あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる」(マガジンハウス)
「時間革命 1秒もムダに生きるな」(朝日新聞出版)などがある

 

Photo by Kimberly Farmer on Unsplash

「どんな人にオススメか?」

  • スマホを(機能面的な意味ではなく)使いこなせていないと感じる人

  • 真逆に、スマホを「時間泥棒ツール」と思っている生産性意識の高い人

  • 現代の神ツールであるスマホを堀江氏がどう使っているのか興味がある人

 

「堀江氏だからこのようにスマホを使えるのだ」という意見は最後まで残るかもしれません。

 

同じような視点をもって、同じような使い方は出来ないかもしれない。

 

いやほとんどの人が出来ないかと思います。

 

それでも、そこからどういった自身の糧に出来るか、そこが本書を読んだ方全員にとって重要なことだと思います。

Photo by NordWood Themes on Unsplash

 

「イチカラセイジが得た学びとは?」

スマホとは「身体拡張」を目的としたツールだということ。

従来までのスマホに対する一般認識は

・ 優秀な検索マシン

・ 優秀なゲームマシン

・ 様々な音楽を聞く為のマシン

・ 一眼にも負けないカメラ機能を有するマシン

といった主に趣味欲を満たす為のマシンではないということです。

 

本来は、「身体拡張」を目的としたツールであり、お金を出して後天的に購入できる「身体の一部」といった考え方が本来の用途と堀江氏は主張しています。

 

「身体拡張」としてスマホというツールを見ると、

 

・人間が持っている力を活用した従来の「動き」の限界を超えるときがくるかもしれない。(例えば、キーボード自体が無くなるかもしれない)

 

・障がいやハンデを持って生活する人にとって、「身体拡張」によって補う事ができるようになるかもしれない(実際、いまでも障がいを持たれている方の中にはスマホを身体拡張ツールとして使っている人もいる)

 

著者の言うように常に「最新のスマホ」を持つことは、自身の身体拡張に繋がり、さらには生産物のクオリティを向上させる為、結果的に人生を何度でも楽しめるような経験につながっていく可能性があります。

KaufdexによるPixabayからの画像

 

お金を使って得た経験を重視する

・時間を最適化することを常に考える著者は、スマホ登場までは「お金」に時間の最適化を任せていた。

・スマホが登場してからは、時間効率化はスマホの仕事で、お金を使って得た経験を重視するようになった。

・終身雇用制度が崩壊し、日本においても「個の時代」が到来している中、スマホでセルフブランディングが出来る人とそうでない人で差が生まれる。

 

こういった著者の考えにはかなり共感をしました。

 

お金を使って得た経験が、投じたお金以上の価値となって返ってくる考え方は、本書でも述べられている、「財をお金だけで考える時代は終わった」と合致しています。

 

非常に重要な考え方です。

Photo by Jakob Owens on Unsplash

人間の思想はスマホで規定される

・Twitter、Facebook等、SNSである特定の思想や価値観をもった人間をフォローした場合、その人間の思想や価値観に沿った情報しか入ってこず、思想が規定される(例えば、政治関連)

 

・必ず、自分が見たいと思っている「景色」とは全く違う「景色」が、存在していることを忘れてはいけない。

 

簡単に言ってしまえば、自分の考えに近い人間の意見しか入ってこない状況になるということです。

Photo by William Iven on Unsplash

まとめ

私は本書から下記のことを学ばせて頂きました。

・ スマホとは「身体拡張」を目的としたツールだと意識する


・ お金を貯めることよりも、お金を使った経験を重視する


・ 人間の思想はスマホで規定される


・ スマホが時間泥棒とならないようコントロールすことも重要
Photo by William Iven on Unsplash

 

現在の社会では、「スマホを多用している著者だからこそ」の部分が多々ある内容だと感じたのが正直な感想です。

 

すべてをスマホだけでというのは、やろうと思えば確かに出来ますが、現実にはまだまだパソコンを使っての作業のほうが効率化が良かったりすることは沢山ありますし、人と直接あって会議をしたりするケースも一般人にはあります。

 

大切なことは、「最新のテクノロジーを使いこなす」ことなのだと思います。

 

そして自分を常にアップデートし、「個の時代」においても自分だけの価値を生み出すことが重要であり、そのためのツールとして堀江氏は「スマホ」を取り上げているのだと思います。

 

「スマホの次に来るデバイス」が、スマホを上回るのであれば、堀江氏はすぐにスマホを捨てるでしょう。

 

今回も最後までお付き合い頂き、有難う御座いました。

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